今回は、BASEで開業する際にどこのバーチャルオフィスを使うべきかやバーチャルオフィスを利用するメリットなどについてどこよりも詳しく紹介していきたいと思います。
この記事を最後まで読むことで以下の3点について理解することができます。
- BASEで個人情報を公開する必要がある理由
- BASE推奨のNAWABARIについて
- オススメのバーチャルオフィス
「バーチャルオフィスってなに??」 「バーチャルオフィスを利用すると何がいいの??」 起業を考えている方やネットショップの運営している人は、よく「バーチャルオフィス」というサービスについて耳にすることがあるでしょう。 ですが、一体何なのかよくわかっていない方も多いと思います。 そこで今回は、...
「バーチャルオフィスってなに??」 「バーチャルオフィスを利用すると何がいいの??」 起業を考えている方やネットショップの運営している人は、よく「バーチャルオフィス」というサービスについて耳にすることがあるでしょう。 ですが、一体何なのかよくわかっていない方も多いと思います。 そこで今回は、...
BASEでネットショップを作成するには個人情報を公開する必要がある
BASEを運営する人は、一定の個人情報を公開する必要があります。
これは、BASEだけではなく、BASEのようなネットでショップを開くECサイト全てに、消費者庁による特定商取引法が適用されているため、個人情報の公開は必要事項となります。
特定商取引法は、ネット上という非対人状態で行う商売の安全を高め、消費者を保護するため適用されています。
そのため、消費者が安心できるよう販売者側は一定の情報を公開する法律が決まっているのです。
下記は公開される情報の一例です。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
基本的には、BASEに入力する情報全てが公開されるという認識でいる必要があります。
ここで問題になるのが、運営者のプライバシーが遵守できていないことです。
特定商取引法で、消費者は保護されていますが、運営者は工夫をして自身でプライバシーを守る必要があります。
そこで、今回ご紹介するバーチャルオフィスが大活躍するため、メリットやデメリットなどの詳しい情報をご紹介していきます。
無料でネットショップが作れる
BASEでネットショップを作成してバーチャルオフィスを利用するメリット
BASEでネットショップを作成してバーチャルオフィスを利用するメリットを3つご紹介します。
個人情報が保護される
BASEでネットショップを運営する際、バーチャルオフィスを利用することで、個人情報を保護しプライバシーが守られます。
BASEなどのネットショップは、必ず運営を行う際住所や電話番号など個人情報の公開をしなくてはりません。
その際、実店舗を持っていればその店舗の住所や電話番号を書くことができ、実店舗へお客さんの誘導ができるため利点もあります。
しかし、BASEは無料で簡単にネットショップを開業できるため、実店舗を持たずネットショップだけで運営を行う人や、副業で運営を行っている人も多いです。
自宅の住所や普段利用しているプライベートの電話番号を誰でも見られる情報公開欄に、記載することは安全性に問題があります。
そこで、バーチャルオフィスを利用すれば開業用に住所や電話番号を借りることができ、自由に自身の店の情報として利用することが可能です。
プライベート情報を公開せず、BASEで商売をすることができます。
費用が抑えられる
BASEでネットショップを運営する際、バーチャルオフィスを利用することで、安く事務所を構えることができます。
ネットショップを運営する人は、先ほど説明した個人情報保護の関係から事務所を自身で借りようとする場合が多いです。
そのため、賃貸でマンションを契約したり、スペースのあるレンタルオフィスを契約すると費用が跳ね上がります。
せっかく、BASEで費用を掛けず簡単にお店をオープンさせることができても、それ以外の費用が多く掛かってしまえば意味がありません。
その点、バーチャルオフィスを利用すれば賃貸マンションや、レンタルオフィスを契約するより何倍も安い費用で、住所や電話番号を利用することができます。
実際に作業スペースを必要としていない人や、自宅で在庫の管理や梱包等が完結する場合、バーチャルオフィスの格安料金で住所や電話番号を借りる方がお得です。
ブランドの信頼性が上がる
BASEでネットショップを運営する際、バーチャルオフィスを利用することで、お店の信頼度が上がりブランド性を向上させることができます。
お客さんを相手にする商売は、運営する側が安全ということを印象付けたほうが、リピーターも増え商売が繁盛します。
良くお客さんが運営側の信頼性を判断する材料として、事務所のある住所が怪しい場所ではないかと電話番号が固定番号かという点をみることがあります。
バーチャルオフィスを借りればビジネス街や中心地の住所が利用でき、東京であれば03から始まる固定電話番号を借りることができます。
少しでも良い印象を与えるために、質の良い住所と電話番号は必須でしょう。
BASEでネットショップを作成してバーチャルオフィスを利用するデメリット
BASEでネットショップを作成してバーチャルオフィスを利用するデメリットを2つご紹介します。
費用が掛かる
BASEでネットショップを作成してバーチャルオフィスを利用すると、基本的に初期費用と月額費用の両方が掛かります。
プライバシーの保護の観点からすると問題はありますが、自宅を登録する住所として公開しても良いのであれば、料金は掛かりません。
その場合より、新しくオフィスを借りるというアクションが生まれるため料金は発生します。
しかし、バーチャルオフィスはレンタルオフィスや自分でオフィスを契約する等、他のオフィス形態どれよりも安く費用を抑えることができます。
オフィスによっては月額500円~利用できるサービスもあるため、良く調べて自分に合った費用の安いバーチャルオフィスを探すことをオススメします。
バーチャルオフィスであることがバレる場合もある
BASEでネットショップを作成してバーチャルオフィスを利用すると、バーチャルオフィスであることがバレる可能性があります。
バーチャルオフィスを借りて利用できる住所は、もちろんWEBや名刺にも載せることができますが、その住所はバーチャルオフィスを利用している人全員の共通住所となります。
もちろん、バーチャルオフィスを提供している会社のホームページも記載されているため、住所を検索するとすぐにバーチャルオフィスを利用していることがわかります。
バーチャルオフィスを利用することは何も悪いことではないため、堂々としていればOKです。
しかし、利用はバーチャルオフィスなのにオフィスを自分で契約しているなど嘘をつくことは、もちろんしてはいけません。
BASE公式で推奨されてるバーチャルオフィスNAWABARIは無料!?
バーチャルオフィスは多くの企業がサービスを提供していますが、その中でもBASEが公式で推奨している『NAWABARI』というサービスがあります。
NAWABARIは、株式会社Lucciが運営しているバーチャルオフィスです。
2021年7月からBASEとNAWABARIは、サービスの提携を開始しておりますがそれ以前の、2014年3月からNAWABARIはサービス提供を行っています。
提携のきっかけとしては、ショップ運営をネット上のみで行う人に対してのプライバシー保護を行い安心して双方のサービスを利用してもらうためのようです。
利用する際は、無料ではなくお金がかかってきます。
プランは、『1か月プラン』『1年プラン』の2パターンとなります。
プランの内容は変わりませんが、長期的に利用する人は、1年プランでまとめて契約をした方が1か月あたり980円お得になります。
詳細は下記の通りです。
NAWABARIプラン(全2種) | |||
---|---|---|---|
プラン名 | 初期費用 | 料金(税別) | 内容 |
1か月プラン | 0円 | 1,480円/月 | レンタルアドレス、電話要件転送、郵便物受取・転送 |
1年プラン | 11,760円/年 |
更に、標準プランにオプションをつけることができるのですが、BASEでお店を開く際にNAWABARIを利用して提携させると、料金が安くなります。
電話転送:2,480円→1,980円
電話代行:3,480円→2,980円
インターネットFAX:2,980円→2,480円
NAWABARI以外のバーチャルオフィスを利用するのはあり??
BASEでは、NAWABARIのバーチャルオフィス利用を推奨していますが、もちろんNAWABARI以外のサービスを利用しても問題ありません。
BASEユーザーがNAWABARIを利用してお得になるのは、オプション料金をつける場合のみです。
また、その料金も500円安くなるのみなので、全体の料金を考えると割引なしでも他のサービスを利用したほうが安く済む場合があります。
サービスの充実やバーチャルオフィス運営会社の規模など料金面以外でも、その人の価値観や、ビジネス内で優先する事項があるなど決め手は様々です。
NAWABARI以外で利用できるバーチャルオフィス3選!!
NAWABARI以外で利用できるバーチャルオフィスを3つご紹介します。
DMMバーチャルオフィス
DMM バーチャルオフィスは、合同会社DMM.comが提供するバーチャルオフィスです。
拠点は、東京都内の一等地にあるため、東京都内でオフィスを考えていてブランドイメージを高めたい人にぴったりです。
便利な点として、スマホで郵便物の受け取りができるため、急に荷物がオフィスに届いても安心です。
2021年6月に始まったサービスで、情報は多くありませんが、DMMという大企業の後ろ盾から安定した運営をおこなっています。
大手DMMが運営
Karigo
Karigoは、株式会社Karigoが運営しているバーチャルオフィスサービスです。
Karigoは、2006年8月にサービスの提供を開始しており、長年中小企業やベンチャー企業など、個人事業主にサービスの利用を通して支援を行っています。
プランは、ホワイト・ブルー・オレンジ・シルバーと4種類に分かれており、それぞれ特徴がはっきり分かれていて利用しやすいです。
また、Karigoは全国幅広いエリアでサービスが提供されており、東京以外でも自身の活動エリアの近くでオフィスを選ぶことができます。
急な郵送物があっても取りに行ける距離にバーチャルオフィスがあると便利ですよね。
全国に展開
ナレッジソサエティ
ナレッジソサエティは、株式会社ナレッジソサエティが運営しているオフィスサービスです。
場所は、東京都千代田区の九段下駅銀行ビルで、東京に拠点を構えたい人にぴったりのオフィスです。
ナレッジソサエティは、バーチャルオフィス以外にも、シェアオフィス、レンタルオフィスのサービスを提供しており、大きく分けてジャンルは3種類となります。
そのため、バーチャルオフィス以外のオフィス形態も近くに良い例があるため、参考になります。
法人口座開設保証付き
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