起業するにあたって、バーチャルオフィスの利用を考えている方も少なくないでしょう。
中でも正直住所の貸し出しの機能以外不要だと思ってる人もいると思います。
今回は、そんな方のために、住所のみを借りれる格安のバーチャルを紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで以下の3つについて理解することができます。
- 住所のみ無料で利用できるバーチャルオフィスはあるのか
- 住所のみのバーチャルオフィスを利用するのにオススメな人
- 住所のみで利用できる格安バーチャルオフィス
住所のみ無料で利用できるバーチャルオフィスはある??
バーチャルオフィスは、住所貸し出しなどビジネスに必要なオフィスサービスを受けられます。
住所は誰が使っても減るものではないので、「無料で貸し出してくれるのでは?」と思うかもしれませんが、住所のみでも無料で利用できるバーチャルオフィスはありません。
バーチャルオフィスの運営会社は、住所を貸しだすことで会員から必ず利用料金を徴収します。
利用料金は月額で支払いをすることが多いですが、年間でまとめて割引を受けられるパターンの支払い方法もあります。
無料はないものの、住所のみの貸し出しであれば、他のプランを契約するより格安でサービスを受けることができます。
どんな人が住所のみでバーチャルオフィスを利用するの??
どんな人が住所のみでバーチャルオフィスを利用するのか一例をご紹介します。
法人登記をしたい人
バーチャルオフィスで住所のみの契約をする理由として、法人登記をする場合があります。
ほとんどのバーチャルオフィスでは、借りられる住所=法人登記もできる住所で、ビジネスの様々な場面で利用することができます。
ただし、バーチャルオフィスでは、法人登記の申し込みが通らない業種もあるので、注意しましょう。
法人登記は、初めてする人にとってはややこしいので、バーチャルオフィスのサービスによっては、法人登記代行のサービスを受けられることがあります。
費用を抑えて起業をしたい人
バーチャルオフィスで住所のみの契約をする理由として、費用を抑えながら起業や独立をしたいという場合があります。
起業をする際、法人登記をする・しないどちらにしても拠点の住所は必要になります。
例えば、名刺に載せる事務所の住所や、ホームページに載せる住所が必要で、それらに住所が載っていないと、社会的信頼にかけます。
今は個人事業主として、1人で事業をしている人も多いですが、そのような人は基本的に自宅で仕事をします。
賃貸の場合、住居用の賃貸借契約であれば、事業用に住所を使ってはいけません。
自宅で事業をする許可をマンションのオーナーに取れたとしても、家賃に消費税がかかったり、そもそもの金額が上がって高くつくこともあります。
自宅を事業用の住所として公開するのは、様々なリスクと稼働が必要になるため、バーチャルオフィスで住所を借りて、ビジネスを行う方が楽で費用もかからないことが多いのです。
住所バレをしたくない人
バーチャルオフィスで住所のみの契約をする理由として、住所バレをしたくないというセキュリティ上の問題もあります。
例えば、WEB上でハンドメイドショップの運営を行っている場合、特定商取引法や、郵送の関係で不特定多数の人に住所を公開する必要があります。
実店舗を構えていて、お店の住所でやり取りができるのであれば問題ありません。
しかし、ハンドメイドショップを運営している人は、趣味でしていたり、副業でしていたりなど、実店舗を持っていない人が多いです。
そのため、自宅の住所を使って購入者とやり取りをしないといけなく、プライバシーがありません。
住所貸し出しが可能なバーチャルオフィスでは、代わりに荷物の受け取りも行ってくれ、場合によっては転送のサービスをしていることもあるので、とても便利です。
プライベートとビジネス用の住所を分けないと、何かトラブルがあったときに、クレーマーに自宅を知られたり、ストーカーにあったりなど危険な目に合う可能性があります。
プライバシーを守るためにも、バーチャルオフィスで住所を借りるのは大切なことです。
バーチャルオフィスの住所利用のみだけでは足りない人
バーチャルオフィスの住所利用のみだけでは足りない人の特徴をご説明します。
法人口座を開設したい人
法人口座を開設する場合、住所貸し出しのみの契約では足らず、一緒に固定電話番号を契約する必要があります。
法人口座を開設する際、申し込みをした銀行ごとに審査があり、固定電話番号がないと申請が通りません。
また、法人口座を開設する前提で、バーチャルオフィスを申し込むのであれば、審査が通りやすいバーチャルオフィスを探しましょう。
法人口座を開設しやすいバーチャルオフィスは、ホームページに開設の実績を載せていたり、銀行と提携して審査がスムーズにいくような対応をしています。
また、銀行によってバーチャルオフィスの住所は不可としていることもあるので、きっちり調べてから契約することをオススメします。
作業スペースが必要な人
作業スペースが必要な人の場合は、住所利用のみでは足りません。
バーチャルオフィスは、住所の貸し出しをメインとしており、自宅や他に作業場所があることを前提としているため作業スペースは用意されていません。
作業スペースが必要な事務所を契約したい場合は、コワーキングスペースやシェアオフィス、レンタルオフィスと併設しているサービスを選びましょう。
住所を借りることはもちろん、作業場所も確保できるのでとても便利です。
バーチャルオフィスの住所利用のみよりも、費用は高くなってしまいますが、自分で事務所のテナントを借りたり、土地を買ったりするよりは安くて気軽です。
代行サービスを受けたい人
電話代行や秘書代行サービスを受けたい人は、住所のみでは足りません。
バーチャルオフィスには、スタッフが数名在中しており、郵送物の受け取りや来客対応などは契約のうちに入っていることが多いです。
しかし、契約した電話番号に出たり、事務作業などの仕事を代行してくれるサービスは別に有料でオプションを付ける必要があります。
また、バーチャルオフィスによって代行サービスを行っていなかったり、オプションが用意されていてもスタッフの対応が最悪ということもあります。
情報は契約前に十分調べておく必要があります。
住所のみだと格安で利用できるバーチャルオフィス3選!!
住所利用が格安でできるバーチャルオフィスを3つご紹介します。
GMOサポート
GMOオフィスサポートは、GMOオフィスサポート株式会社が運営しているバーチャルオフィスです。
GMOグループは、東証一部上場企業のグループで、運営会社の社会的信頼は高いです。
バーチャルオフィスでは、東京都渋谷区の住所を借りることができ、その料金は月額990円となります。
ただし、1番安い住所利用のみのプランは、郵送物の受け取りはしてくれるものの、転送なし、住所は借りられるが法人は登記不可となります。
もともとついているサービス内容が少ないので、自分のビジネスの用途に合っているのかよく考えましょう。
業界最安料金!!
レゾナンス
レゾナンスは、株式会社レゾナンスが運営するバーチャルオフィスです。
東京都のビジネス街にオフィスを保有しており、港区(浜松町)、中央区(銀座)、渋谷区(神宮前)の住所をレンタルできます。
東京都内のビジネス街であるため、質の良い住所で法人登記が可能です。
1番安いプランは、格安バーチャルオフィスコース(住所のみ)で月額1,650円です。
法人登記はもちろん名刺やホームページに住所を提示することができ、さらに郵送物の転送は月に4回ついての料金でお得です。
月額1650円から利用可能
DMMバーチャルオフィス
DMMバーチャルオフィスは、大手企業のDMMグループが運営しているバーチャルオフィスです。
拠点は東京に2つ、大阪に1つあり、月額2,300円~住所利用のプランを契約することができます。
1番安いプランでも、荷物の転送を即日で行ってくれるなどきめ細やかなサービスが行き届いています。
他に紹介した2つのバーチャルオフィスより少し料金は高いですが、問い合わせ窓口も専用のコールセンターがあるため、教育されたスタッフが対応をしてくれ、住所もイメージが良い場所を借りられるのでとてもコスパが良いです。
DMMグループが運営
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